ウィスキー譚
ウィスキーにまつわる話をします。
それほど多くの種類のウィスキーを試してきたわけではないですが、これまで味わってきた中でどんぴしゃだったアイラモルトを好んで吞むことが多いです。
スコットランドの小さな島、アイラ島で蒸留されているシングルモルトですが、
ラフロイグ、ボウモア、アードベッグ、ラガブーリンなどの銘柄が有名ですね。
特徴的なのは何といっても、泥炭(ピート)香、スモーキーなフレーバーがあること。ヨードの香りに近いので好みがわかれそうですが、ボウモアあたりだとバランスもよく飲みやすいかもしれないですね。
私はアードベッグという銘柄が一番好きで、水割りにしてよく飲みます。
香りの方向性は、スモーキーさの塊のなかに時折感じる甘味。10年物でも十分に楽しめる香りの奥行きがあります。
ウィスキーの飲み方は色々ありますが、スコッチの本場イギリスでは、オンザロックで飲むことはあまりなく、水割りが多いそうです。たしかに、氷で割るよりも水で割ったほうが、ウィスキーの香りが漂いやすく、よりウィスキーの持つ複雑な香りを堪能できる感じはします。
アイラ島、このコロナの状況が一段落したら訪ねてみたいものです。